葉酸って何?

葉酸って、どんな成分?

【目次】

 

葉酸とは、妊活中、妊娠中、そして授乳中にまで必要な栄養素で、ビタミンB9と呼ばれる水溶性のビタミンB群の一種です。

 

 

水に溶けやすいビタミンであるため、水洗いや加熱調理によって大きく損失し、過剰に摂取しても尿中に排出されるという特徴があります。

 

また、赤血球の形成を助ける栄養素で造血のビタミンとも呼ばれています。

 

葉酸は、胎児の正常な発育に関係する栄養素として重要な働きを行うため、特に妊娠初期の女性に必要な栄養素なのです。

 

 

葉酸の働き

 

厚生労働省が栄養補助食品などからの付加摂取を推奨する葉酸は、細胞の生産や再生を助け、体の発育を促すという働きがあり、胎児が発育する妊娠中の女性には、特に必要な栄養素です。

 

その特徴は、熱に弱く、水溶性のために調理によって大きく失われやすく、また、食事性葉酸の吸収率は低いため、国は栄養補助食品からの摂取を推奨している栄養素なのです。

 

 

葉酸の摂取はどのくらい必要?

 

葉酸の摂取量は、以下のようになっています。

 

【目次2】

 

 

成人男女

 

推奨量240㎍/日

 

 

妊娠計画中

 

推奨量240㎍/日
栄養補助食品400㎍/日

 

葉酸は熱に弱く、水溶性のために調理によって失われやすいまた食事性葉酸の吸収率は低いため国は栄養補助食品からの摂取を推奨している。

 

先天異常の多くは妊娠直後から妊娠10週以前に発生しており、特に中枢神経系は妊娠7週未満に発生することが知られている。

 

このため、多くの妊婦が妊娠して又は妊娠の疑いを持って産婦人科の外来に訪れてからの対応では遅いと考えられることから、多くの研究報告と諸外国の対応では、葉酸の摂取時期を少なくとも妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までとしている。

 

一方、妊娠が判明してからの摂取でも効果がみられたとする報告もある。

 

 

妊娠初期

 

推奨量240㎍/日
栄養補助食品400㎍/日

 

 

妊娠中期・後期

 

推奨量480㎍/日

 

 

授乳中

 

推奨量340㎍/日

 

※母乳は血液から作られている。授乳中は母乳を作る血液もそれだけ多く必要となりますので、血を作る役目のある葉酸は授乳期の必須栄養素。

 

 

葉酸の過剰摂取は良くない

 

葉酸摂取量は、1日当たり1mgを越えるべきではない

 

厚生労働省が、栄養補助食品からの摂取を推奨している葉酸は、食品から摂取すれば、過剰摂取したからといって健康を害する心配はありません。

 

しかし、薬で葉酸を大量に摂取すると、神経障害や発熱、じんましん、皮膚炎などが起こることがあります。

 

また、葉酸の多量摂取を続けていると、亜鉛の吸収を邪魔することあります。

 

ですから、サプリメントなどで葉酸を摂取するにしても、摂取の上限を越えないように注意する必要があります。

 

 

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